1.第2回PXフォーラム・クローズアップ④
2.PXE養成講座第1期が修了
3. 今後の予定
1.第2回PXフォーラム・クローズアップ④
「第2回PXフォーラム」はいよいよ今週末の開催となりました。今号のメールマガジンでは、ご賛同いただいた2社からのメッセージをご紹介します。日本で患者中心の医療を実現させるには、企業の理解や協力、支援も必要です。日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会では今後も、活動を後押しいただく企業の方とコラボレーションしていきたいと考えています。
☆株式会社ホギメディカル
株式会社ホギメディカルでは、病院経営と手術室における看護の業務効率向上をお手伝いするプレミアムキット（ディスポーザブルキット製品）を ご提供しております。
またPX調査によって、より具体的に分析された施設ごとの課題や目標に対し、50年以上の長きにわたり培ってきた我々の手術運営のノウハウと共に、 より安全で効率的な製品とサービスをもって、解決のご提案をしていきたいと考えております。
☆株式会社日本経営
日本経営グループは1967年の創業以来、「あらゆる専門家が集結し、お客様の経営をトータルでサポートする組織を創る」という強烈な願望のもと、医療・介護・福祉業界に特化をした事業を展開してきました。そのなかで「経営の質」と「医療の質」の向上、そして、その基盤をとなる「人」の育成に挑戦して参りました。
昨年に引き続き、患者中心の医療を追求するPX研究会様のご支援をさせていただくことで、さらなる医療の発展に少しでも貢献することを目指しています。
ホームページ：https://nkgr.co.jp/
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11月2日、東京・秋葉原UDXシアターで第2回PXフォーラムを開催します。国内外のPXの最新情報、日本の医療機関でのPXに関する取り組みを紹介。PXを知らない方にもご理解いただける内容となっています。現在、参加を受付中です。申し込みは下記リンクからお願いします。
https://www.pxj.or.jp/pxforum-2019/
2.PXE養成講座第1期が修了
日本PX研究会では、医療現場や職場でのPX向上の旗振り役を担っていただく人材を育てたいとの思いから今年、PXE（Patient eXperience Expert）という認定資格をつくりました。第1期となるPXE養成講座は5月からスタートし、10月19日に第5回を開催。全5回の講座が修了しました。
第5回講座は、「PXを高めるためのコミュニケーション」をテーマとしました。対患者コミュニケーションの方法論として、コーチングを学びました。
コーチングはコーチとの双方向の対話によって、自身の目標を明確化したり目標達成に必要な行動や考え方を見出したりするためのコミュニケーション手法です。自身の考えを言語化することで気づきやモチベーションが生まれ、行動変容をもたらし、主体的な目標達成に効果があるとされます。
医療分野でも導入されており、対患者コーチングでは個別ニーズの引き出しや動機づけによる患者の主体性やアウトカムの向上が期待されます。例えば、コーチとの対話を通じて患者が治療後にやりたいことや理想の生活を明確化することで、患者ニーズを満たす医療の提供や患者自身の治療に向けた動機づけにつながります。
講座では、医療者向けのコーチングやチーム医療でのコーチング活用に取り組んでいる当研究会理事の安藤潔さん、出江紳一さんが講師を務めました。PXの観点からコミュニケーションを考えたり、コーチングスキルとしての「傾聴」「承認」を説明したりと、2.5時間の講座は中身の濃い、充実した内容でした。
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第2期となるPXE養成講座を来年開催します。申し込みなど詳細につきましては決定次第、日本PX研究会のホームページにUPします。本メールマガジンでも今後、ご案内します。
Link: https://www.pxj.or.jp/pxe/
3. 今後の予定
第31回勉強会を12月14日（土）に開催します。今年1年の締めくくり、来年に向けた活動報告を行います。
第31回 PX研究会 勉強会
12月14日（土）15:00-17:00
場所：イトーキ SYNQA
※通常と開催時間が異なります。間違えのないようにお越しください。
「PX概論」
「1年の振り返り」 公立昭和病院 事務局業務課課長 笹野孝
会費：勉強会参加費 1000円（研究会員は無料）
※【お知らせ】日本PX研究会について※
年会費は5000円となります。また、法人会員も受け付けております。詳しくはこちらをご覧ください。
編集部から
先日、弾丸で富山市に行ってきました。市中を運河が流れる美しい風景は自分のルーツを思い起こさせるノスタルジックな街並み、うれしい再訪でした。（F）
