日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会メールマガジン/Vol. 40

1. PXE養成講座が「最新医療経営PHASE3」で紹介される
2.〔連載〕「PXとわたし」第7回 直江一彦さん
3. 今後の予定

1.PXE養成講座が「最新医療経営PHASE3」で紹介される


1月10日発刊の「最新医療経営PHASE3」2月号で、PXE(Patient eXperience Expert)養成講座が紹介されています。

PXEの第1期養成講座は5月に開講。患者視点の医療サービス提供を実現したい方であればどなたでも受験が可能です。PXEには医療現場や職場でPXを向上させる旗振り役としてPXを広める活動をしていただき、PX普及を担っていただきたいと思います。

PXE養成講座の内容は、以下のようになっております。

PXEには講座を通してPXを体系的に学ぶことができることはもちろんのこと、患者中心の医療を志す方々とのネットワークが広がるといったさまざまなメリットがあります。

現時点ですでにお申込みもいただいております。記念すべき「PXE1期生」になりたいという志のある方はぜひお申込みください。

PXE(PXExpert)認定資格

また、先週のメールマガジンでも紹介した「PXアワード2019」の投票が始まりました。
「PXアワード」では自分が実際に行ったことのある、人に勧めたい医療機関を投票するものです。
日本にある医療機関であれば、規模・形態・地域は問いません。
「PXアワード」を通して、日本にある素晴らしい医療機関を周りに広めていきましょう。奮ってご投票ください。

PXアワード2019

2.〔連載〕「PXとわたし」第7回 直江一彦さん


連載第7回は 直江一彦さんです。PX研究会以外にも勉強会を主宰するなど幅広く活動をされているメンバーです。

 

☆PX研究会との出合いと、勉強会に参加して思うこと

主宰する勉強会で曽我香織代表理事にコーチングの講義を頂いたときに、PXの存在を教えていただき出合うことができました。 勉強会に参加し、患者満足度のような「結果」も大事であると思いますが、一連の流れについての、個々の「結果」の重要性を再認識しました。

☆わたしのPX体験(自院での取り組み、患者としての経験など)

前に勤めていた病院で初めてPXサーベイを実施しました。 結果をながめることだけでなく、何をどのように改善すべきかについて理解することができました。 改善のための「気づき」を学べるサーベイでした。 現在勤める病院でどうすれば実施できるか、日々、悩んでいるところです。

☆ PXを学ぶ前後で変わった点

最終評価でしか考えていなかった行動を定点で考えられるようになれたのではないかと……。

☆PXにかかわって良かったこと・得したこと

新しい気づき(最終評価ではなく定点評価で考えられる)を得ることができました。

PXとは?

何か新しい「発見」「気づき」を得られる、新しい指標

 

☆自己紹介:

病院で総務、診療録管理を実施しています。1月の勉強会から不安要素がありますが、まず今年は皆勤賞を目指し、日々の仕事と一緒に何か成果物をあげられる1年間にしたいと思ってます。引き続きよろしくお願いいたします。

 

3. 今後の予定


第25回勉強会はいよいよ今週末、1月19日の開催です。サーベイ結果をどう改善につなげるかなど、2019年のトピックとなりそうなテーマのほか、PCDといった新しい概念についての話もあり、今回も盛りだくさんの内容です。研究会員以外の方も参加可能です。多くの方にお越しいただきたいと思います。

 

第25回 PX研究会 勉強会

1月19日(土)13:30-15:30

場所:株式会社イトーキ SYNQA 2F

「PX概論」
「PXサーベイの結果を医療サービスの改善につなげる」
「働く環境から考えるPCD(Patient Centered Design)とは」株式会社イトーキ 能勢 恵嗣

会費:勉強会参加費 1000円(研究会員は無料)

 

※【お知らせ】日本PX研究会について※
年会費は5000円となります。また、法人会員も受け付けております。詳しくはこちらをご覧ください。

 

編集部から


私事ですが、メルマガの更新を行うのは今号で最後となりました。メルマガの執筆を行うにつれてPXについての知識が増え、この考え方が日本にもっと広がってほしいという想いが週を追うごとに強くなっていました。読者の皆さんに少しでも、この想いが伝わっていれば嬉しい限りです。これからはメルマガの一読者となりますが、PXへのアンテナは張り続けていきたいと思います。(K)