1. 2019年日本PX研究会展望
2.〔連載〕「PXとわたし」第6回 斎藤恵一さん
3. 今後の予定
1.2019年日本PX研究会展望
一般社団法人日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会は「PXを医療界の『常識』に」をスローガンに、2019年も精力的に活動を行っていきます。
PXは、患者視点の医療者・病院を増やす“合い言葉”です。しかし日本において、PXの考え方はまだまだ浸透していません。今年もPXが医療界の常識になるよう、さまざまな挑戦をしていきたいと思います。今年予定する活動についてご紹介します。
①PXE(Patient eXperience Expert)を養成
メールマガジンでも何度か紹介しているPXEは、日本PX研究会が認定する初の呼称資格です。PXEの第1期養成講座は5月に開講。患者視点の医療サービス提供を実現したい方であれば誰でも受験が可能です。PXEは医療現場や職場でPXを向上させる旗振り役としてPXを広める活動をしていただき、PX普及の力になっていただきたいと思います。
PXEにはPXを体系的に学ぶことができることはもちろんのこと、患者中心の医療を志す方々とのネットワークが広がるといったさまざまなメリットがあります。
ゆくゆくはPXEのコミュニティをつくり、まだ実施できていない慢性期病院や介護施設でのサーベイの開発・実施、講師として各地でPXE養成講座を開催することなどを行っていきたいと考えています。
ご興味がある方は、下記のリンクからお申込みください。
②PXアワードの開催
日本PX研究会では今年から、「PXアワード」を開催します。
PXアワードはPXの高い医療機関を選出することで、PX向上の取り組みや他の医療機関の模範となるような活動の発信につながればと考えています。
PXアワードは誰でも投票可能です。また投票対象も日本の医療機関であれば規模・形態・地域は問いません。自分が行ったことのある、人に勧めたい医療機関に投票してください。詳細については、順次発表していきます。
2.〔連載〕「PXとわたし」第6回 斎藤恵一さん
連載第6回は、斎藤恵一さんです。情報分析のスペシャリストとして、PXサーベイのデータ分析を担ってくださっています。
☆PX研究会との出合いと、勉強会に参加して思うこと
☆わたしのPX体験(自院での取り組み、患者としての経験など)
☆ PXを学ぶ前後で変わった点
☆PXにかかわって良かったこと・得したこと
☆PXとは?
3. 今後の予定
第25回勉強会を1月19日に開催します。サーベイ結果をどう改善につなげるかなど、2019年のトピックとなりそうなテーマのほか、PCDといった新しい概念についての話もあり、今回も盛りだくさんの内容です。研究会員以外の方も参加可能ですので、ぜひお越しください。
第25回 PX研究会 勉強会
1月19日(土)13:30-15:30
場所:株式会社イトーキ SYNQA 2F
「PX概論」
「PXサーベイの結果を医療サービスの改善につなげる」
「働く環境から考えるPCD(Patient Centered Design)とは」株式会社イトーキ 能勢 恵嗣
会費:勉強会参加費 1000円(研究会員は無料)
※【お知らせ】日本PX研究会について※
年会費は5000円となります。また、法人会員も受け付けております。詳しくはこちらをご覧ください。
編集部から
今年の初詣は、成田山新勝寺に行きました。成田山の初詣はにぎわっていて新年を迎えた実感がわきます。個人的に毎年屋台でじゃがバターを食べるのが恒例になっていて今年も食べました。マヨネーズやキムチをいっぱいに上に乗せました。あのジャンクな味がたまらないですね。(k)